いぼ

いぼ
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尋常性疣贅といわれるようなウイルス性疾患、老人性疣贅、アクロコルドンといわれるような加齢変化など様々です。
保険適応治療では液体窒素凍結療法を施行。

いぼの治療方法
液体窒素凍結療法
治療について

保険適応治療では液体窒素凍結療法を施行しています。
液体窒素療法とは、マイナス196℃の超低温の液体窒素を綿棒などに染み込ませて、
患部を急激に冷やす(低温やけどさせる)ことによって、皮膚表面の異常組織(ウイルスが感染した細胞など)を壊死させて、
新たな皮膚の再生を促す治療法です。
通常、1度では完全に取りきれないため、1週間から2週間に1度くらいの間隔で、液体窒素療法を繰り返します。
当然液体窒素を強く当てると治りは早いのですが、その分痛みも感じやすくなりますので、反応をみながら治療します。

いぼの原因

ウイルス性のいぼは、引っかき傷などにヒトパピローマウイルス(HPV)が入り込んで、細胞に感染することが原因でできます。

ウイルス性のいぼのなかでも、顔にできやすいといわれているのが、扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)です。
平らな形でわずかにもり上がり、肌色から薄い茶色をしていて、額や頬などによく見られます。
小さいしみ(シミ)に見えることがあり、自覚症状がないことが多いが、突然かゆくなったり赤くなったりすることがあります。
若い女性に多く見られますが、40代にもできる可能性があります。

ウイルス性の顔いぼ(イボ)の場合、ウイルスが侵入しないように、引っかき傷やカミソリ負けなどを顔につくらないことが大切です。
加齢によってできる脂漏性角化症は、皮脂腺の多い部位にできやすいのが特徴です。
紫外線も原因のひとつなため、顔にできやすく、別名「老人性いぼ」とも呼ばれています。

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